沖縄市美里のジスタスの横にあるTI.クラフトさんを訪ねました。
きとねいち出店作家さんの取材となる予定でしたが、時間の都合があわずきとねいち終了後の紹介になってしまいました…ごめんなさい

さて、TI.クラフトの店主平良さん、当のきとねいちで見かけた方もいるかと思います。木製のちいさなおうちや小皿、カッティングボードなんかをおいていましたね。このかわいらしいおうちに見覚えはありませんか？

ぱっと見ると曲線が滑らかなので粘土で作ってあるようにも見えますが、これはデイゴの木材を使用して作ったものだそうです。デイゴといえば沖縄の県花にもなっていますし、沖縄の人なら知らない人はいない、「あの歌」にも出てきますよね！花が咲いて台風がくるさぁ的な…

実はデイゴの木材は比重が非常に軽く、世界で2番目に軽い木材と言われています。そのため加工がしやすく琉球漆器にもよく利用されるようです。とはいえ、作り上げるのには大変なご苦労があっただろう、このおうち。商品名は「バオの家」というらしいです。ほんとうにたくさん、大きさや種類があって並べると壮観です。ブログのほうでも紹介されてますので訪問してみてくださいね。LEDが内蔵されてほんのり灯がともるやつもあります。

また平良さんはコンペ好きということで、コンペ用に作った色々な作品が店内に並べられています。こちらは非売品ということですが、注文があれば作りますよ！とのこと。
この他にも椅子やパーティション、オーダーメイド家具も扱っております。

作品は全体的にすごく個性的だなぁという印象です。最初にご紹介した「バオの木」のサイズや種類もさることながら、この家に住んでいる生物や、乗り込む宇宙船？みたいなものもあって、独特な世界観の中にストーリーを感じる素敵な作品群でした。

雑多なデスクの片隅に置くだけでほっこりできます

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