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デイゴ

■種名 デイゴ
【和名(学名)】 Erythrina orientalis L.

【別名】
【方言名】 ディグ、アカヨーラ、グズ、ジィク、ジーグーギー、ジューキ、ズグ、ズフキ、デゴ、デンギ、ドゥフキー、リンギ、デイゴ(琉歌)、テタ(おもろさうし)

■属名 デイゴ属

■科名 マメ科 Leguminosae

■分布地 インド原産で熱帯、亜熱帯各地に広く植栽。

■形態・特徴 落葉高木。樹皮は灰緑色、枝条は太く多数の棘がある。葉は3出、小葉は広卵形、長さ8~18cm、鋭尖頭、広楔脚。花は3~6月に咲き深紅の総状花をつける。莢は6~9月に熟し念珠状をなし、種子は淡紅色で長さ1.5~2cm。

■材質 材は沖縄産木材の中で最も軽く、比重は0.2~0.4。軽軟で脆弱。

■用途 材は琉球漆器の大型品素材に用いられるほか、下駄箱、キクラゲの原木に利用される。茎葉は緑肥に適する。木は街路樹、公園樹のほか防風防潮林、用材林として植栽される。

■特記事項

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)


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