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ホルトノキ

■種名 ホルトノキ

【和名(学名)】 Elaeocarpus fecipiens Hemsl.

【別名】 モガシ
【方言名】 ターウルサー、オオテカチキ、クルサ、タウラシ、ターヌシンギ、チンダーサー、ツンナマキ、トーナス、トーウルシー、ナリツクギ、ビーマツマヤ、マツマヤキ、ムタギ

■属名 ホルトノキ属

■科名 ホルトノキ科 Elaeocarpaceae

■分布地 沖縄各島、小笠原、関東南部~九州、台湾、中国

■形態・特徴 高木。樹皮は灰白色。葉は倒被針形~被針状長楕円形、長さ5~12cm、葉柄および柱肋は淡紅色を呈するが、ヤマモモの葉に似る。古い葉は赤く色づいて落葉する。花は黄緑色の総状花で4~8月に咲き、実は楕円形で長さ1.5~1.8cm、9~12月に黒緑色に熟する。

■材質 散孔材。辺材、心材ともに淡黄白色。軽軟で強度は大きいが直幹で無節の大材が得られる。

■用途 材は下級用材として建築材、器具材、薪炭に用いるほか、シイタケの原木にする。黄は防風樹、庭園樹、街路樹、緑陰樹に適する。

■特記事項

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 


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