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ハスノハギリ

■種名 ハスノハギリ
【和名(学名)】 Hernandia nymphaeaefolia Kubitzki

【別名】
【方言名】 トゥカナチ、トゥヌチ、アカシタ、イシューナ、ウシヌタニ、ウンブギ、ズンギーツーカナズー、トカナツ、トカナッジャ、トコアンツンダルキ

■属名 ハスノハギリ属

■科名 ハスノハギリ科 Hernandiaceae

■分布地 沖縄各島、沖永良部、台湾、熱帯アジア、東部アフリカ、マダガスカル、ポリネシア

■形態・特徴 常緑高木、樹皮は平滑で白色。葉は円心状盾形で革質、長さ20~40cm。葉柄は葉身と同長。花は散房花序で白色。、1~3月、8~9月に咲き、実は石果で4~6月、10~11月に熟し、卵形で径3~4cmの白熟した肉質で先端に孔のある総包に包まれる。種子は倒卵球形~球形で長さ16~20mm。

■材質 辺材、心材ともに淡灰褐色、軽軟で割裂が少なく工作が容易、曝すと耐朽性が弱い。

■用途 材は器具材、下駄、箸材に利用される。種子より得る油は有毒であるが、薬用・工芸用として価値がある。

■特記事項

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 

 

 

 


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