トップページ > おきなわの木 > > ハイビャクシン

ハイビャクシン

 

 

 

 

 

 

-ハイビャクシン-

【科名】ヒノキ科 Cupressaceae
【学名】Juniperus chinensis L. Var.procumbens Endl.

【原産地】日本、南朝鮮
【形態】 低木 常緑針葉樹〈雌雄異株〉
      低木で高さ75cm以下、枝条は散開Lは伏して密生する。葉は3枚輪生し、線状皮針形、鋭尖頭、硬質、長さ6-8mm、上面は凹面、青緑色、緑色の中脈があり、下面は凸面、帯青色、葉脚から流下する白色の2点があり、若枝の葉はビャクシンに比べ、さらに長形硬剛である(野生地は海岸に多い)。果実は球形で径8-9mm、種子は2-3個。
〔用 途〕 庭園樹、公園樹、道路緑化樹(園・法)、その他(生花用)
 ・グランドカバーとして最適
【繁殖】挿木による。
【特記事項】・材料はほとんど九州より移入する。
【学名の解説】 Juniperus:ビャクシン属(イブキ属、ネズミサシ属)。ケルト語の粗造(juneprus)に由来するとも、また、ラテン語の若い(juvenis)と分娩(pario)から成り、堕胎剤となるのに由来するという。
【環境適応性と生育】・やや乾燥ぎみの排水のよい肥沃土壌を好む。
                                 ・石灰質土壌や砂地でも育つ。
【管理】 病害:芽枯れ病、さび病
             虫害:ビャクシンカミキリ、ビバノキクイムシ、カイガラムシ、ハダニ
 ・勇定は混み過ぎた枝や徒長枝を摘み取り、日当りや風通しをよくして内部の枝枯を防ぐ。
 ・施肥は油粕、鶏糞、化成肥料等を与える。

出典:「 沖縄の樹木 」 新里孝和 監修 平良喜代志 著 新星図書出版


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です