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トベラ

■種名 トベラ
【和名(学名)】 Pitttosporum tobira Dryand ex Ait.

【別名】 オキナワトベラ
【方言名】 トゥビラギ、トゥビランギー、トゥベーラ、トウベラギー、トゥベランギ、トゥンベル、タヘル、トゥヒラギ、トゥヒラ、トビラギ、トヘラ、トバイラキ、トスブラ

■属名 トベラ属

■科名 トベラ科 Pittosporaceae

■分布地 沖縄各島、関東以南~九州、南朝鮮、台湾、南中国

■形態・特徴 低木~小高木。樹皮は黒褐色、葉は枝頂にやや輪生状につき、狭倒卵形、長さ5~10cm、雌雄異株。花は2~3月に咲き、白色で後に褐黄化して落下、芳香がある。朔花はやや球形で9~11月に成熟する。種子は赤色の仮種皮を有する。

■材質 辺材は黄白緑色、心材は帯赤灰色を呈する。材は堅硬で木理は緻密である。

■用途 材は艪臍(ろべそ)、薪炭材に利用。木は庭木、生垣に適し、葉は飼料となる。

■特記事項 沖縄産トベラを別種として沖縄トベラ、リュウキュウトベラとして分ける場合がある。

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 

 

 

 


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