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トックリキワタ

■種名 トックリキワタ
【和名(学名)】 Chorisia speciosa St.Hil.

【別名】
【方言名】 -

■属名 セイバ属

■科名 パンヤ科 Bombacaceae

■分布地 ブラジル中南部、パラグァイ、アルゼンチン、ウルグァイ原産で北米その他に広く植栽。

■形態・特徴 落葉高木。若木の樹皮は帯濃緑で鋭い棘が密生する。成木は樹皮が褐色に変わる頃から幹がトックリ状になる。枝は3本づつ放射状にやや水平に張り出す。葉は長柄を有する掌状複葉で、小葉は5~7個、倒被針形、花は濃いピンク色で落葉後10月下旬から2月上旬に咲く。実は広楕円形で長さ10cm位、表面は緑色、熟すると朔が5裂し、中に絹毛のような綿に包まれた多数の黒褐色の種子がある。

■材質 不詳

■用途 カポック綿は枕、座布団、救命具、クッションの詰物として珍重される。木は花木として庭園樹、公園樹、街路樹に適する。

■特記事項 昭和39年に天野氏によりボリビアから導入。
パンヤノキ属とする見解もある。

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 

 

 

 


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