皆さんは「みやこ下地島空港」へ行ったことはありますか?
東京や神戸、福岡、そして沖縄本島の他、国際線も運行している宮古島第二の空港です。沖縄本島には空港は一つしかないので、うらやましいですね!
実は下地島空港には、ふんだんに木材が使用されているということで、中を見学して見ました。(保安検査場の向こう側には行けませんでしたが・・・)
下地島空港はまるでリゾートヴィラのような雰囲気。
それもそのはず!空港のコンセプトは「空港から、リゾート、はじまる。」
青空に赤瓦の屋根と白い石灰岩の石畳が映えます。
早速ターミナルの中に入ってみます。
そこに広がるのは一面に張り巡らされた高い木の天井!
使用されている木材は、板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判のパネル「CLT」で、沖縄県が定める地域材(沖縄県内で流通する県産又は九州産材等)を使用しています。地域の森林・林業再生への貢献を目指したこの下地島空港は、木材利用推進中央協議会(東京都千代田区、会長 鈴木和雄)が主催する、令和元年度 木材利用優良施設コンクールで木材利用推進中央協議会会長賞を受賞しています。
チェックインカウンター も天井一面が木の雰囲気。
木の天井は厳しい宮古島の直射日光からくる熱を和らげ、
エアコンの燃費を抑えるという役割もあるそう。
高い天井なので熱もこもらず、とても開放感のある空間になっています。
木目や年輪を活かした壁の意匠にも注目です。
ターミナル内にはテリハボクで作られた品格のあるカウンターがあり、リッチな雰囲気。 コンセントやUSBポートも完備されており、待ち時間もゆったりと過ごすことができます。
空港利用者は、保安検査場を過ぎると、水上の通路を通って開放感あふれるコーラルポートラウンジを楽しむことができます。ラウンジはさらにラグジュアリーな雰囲気。
宮古島の工芸品や泡盛のカクテルなどを楽しむことができます。
下地島空港の近くには通り池や渡口の浜、佐和田の浜など美しいビーチもありますし、
レンタカーを借りれば市街地へのアクセスも遠くありません。
宮古島を訪れる際は、ぜひ「みやこ下地島空港」の利用も検討されて、木の醸し出すリラックスした空間をお楽しみください!