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ロブスタユーカリ

 

 

 

 

 

 

- ロブスタユーカリ -

【科名】フトモモ科  
【学名】Eucalyptus robusta Sm.
【沖縄における分布】  沖縄各地
【分布】オーストラリア
【形態】  高木 常緑広葉樹
        高さ30mに達する。樹皮は暗褐色、粗造で剥落しない。枝は帯赤色。葉は幼時は対生、後に互生、長柄あり、卵状皮針形、左右不等、長さ7-15cm、革質、暗緑色。葉脈は多数で中肋から直角に生ずる。花は径2㎝ぐらいで、芳香があり白色。4-12花を撤形花序につけ、蓋は鋭頭、専筒とほぼ同長、雄ずいは4-6本で総状。果実は盃状で長さ1.5cm、縁は薄くて蓋はへこむ。
【用途】 公園樹、道路線化樹(園・路)、庭園樹、材(家具、内装、橋梁、杭など)
【種の採れる時期】9-10月
【まきつけ時期】9-10月
【特記事項】・英名はgum treeであるが、ゴムがとれるということではなく、精油などで枝を蒸留するときにでるテレペンのような物質が粘るのでそういうようだ。
 ・施工例、生産とも非常に少ないが、今後の利用がまたれる。
【学名の解説】 Eucalyptus:コーカリノキ属。ギリシャ語の良(eu)と覆った(kalyptos)より。よく覆われた意。乾燥地によく育って、緑に覆われるためともいう。
robusta:大形の、頑丈な、強い、の意。
・萌芽力は強い。
・成長はきわめて早く、材質がもろいので台風時の倒伏、幹折れを起こしやすいので要注意。
・ アルカリ性土壌では生育が悪い。
【管理】
・生長が早く、枝折れしやすいので、勇定によってコンパクトに締め気味でしっかり育てていく。

出典:「 沖縄の樹木 」 新里孝和 監修 平良喜代志 著 新星図書出版


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