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マキバブラシノキ

 

 

 

 

 

 

-マキバブラシノキ-

【科名】フトモモ科  
〔学 名〕Callistemon rigidus R.Br
【沖縄における分布】各島で栽培
【分布】暖地に広く栽培されている   原産地=オーストラリア
【形態】低木  常緑広葉樹
      高さ2-3mで幼条は幼葉とともに白色柔毛をしく。葉は互生、柄がなく、線形、長さ3-6cm、幅2-5mm、 かたい革質、両端はとがり、毛がなく、明点があり、もめば芳香がある。穂状花序は葉のある正常枝につき花序の軸は成長をつづける。花は赤色、柄がなく、薯筒は錘形で長さ3-4mm、外面には微毛があり、裂片は5個で早く落ちる。花弁は5個でやや円く脱容性。雄ずいは多数で赤色、長く抽出し長さ2-2.5mm。さく采は半球形 で頂部で裂開し径7mmぐらい。
【用途】公園樹、庭園樹、生垣用樹
【種の採れる時期】9-10月
【まきつけ時期】翌年の9-10月
【学名の解説】Callistemon:マキバブラシキ属。ギリシャ語の美(kallos)と雄ずい(stemon)より。優雅な長い緋色の雄ずいについて。
 regidus:硬直の、曲らない、の意。
【環境適応性と生育】・日当りが良い場所を好む。
                                 ・湿地を好まない。
                                 ・根が粗く中木以上の移植はむつかしい。
【管理】病害:白も病、斑点病、根腐線虫病
          虫害:オオミノガ
          ・樹形が乱れやすい、樹形を整えるようにする、軽い勢定でよい。

出典:「 沖縄の樹木 」 新里孝和 監修 平良喜代志 著 新星図書出版


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