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キバナキョウチクトウ

 

 

 

 

 

 

-キバナキョウチクトウ-
【科名】キョウチクトウ科 Apocynaceae
【学名】Thevetia peruviana Merr
【沖縄における分布】琉球各島で栽培
【分布】熱帯、亜熱帯各地で栽培
        原産地=熱帯アメリカ
【形態】 小低木  常緑広葉樹
     原産地では10mに達するが、沖縄では通常2-5m程度。葉は互生し線形で光沢があり、長さ15cm、幅6mmぐらいで、 イヌマキの葉に似る。多少革質で羽状脈がある。花は黄色の漏斗状で大きく、頂生の集散花序に数花を群生する。非常に芳香があり、長さ5-7cm。辛は5片で内部の基部に多数の密腺がある。花冠は円筒状の筒部と鐘状の 縁辺とからなり、喉部には5片の毛状鱗片がある。子房は2室で各室2卵子がある。核果はやや肉質で熟すると黒変する。
【用途】公園樹、庭園樹、道路緑化樹(園・路)、その他(薬用)
【種の採れる時期】9-11月
【挿し木時期】3-6月
【特記事項】・花は黄色の他にオレンジ系と白系がある。
            Thevetia:キバナキョウチクトウ属。フランスの修道士アンドレ・デヴェ
            AndrETh6vet(1502-1592)に因んで。
            peruviana:南米ペルーの、の意。
【環境適応性と生育】・開花期が長く、特に夏場は次から次へとよく咲く。
                                 ・樹木から出る乳液は有毒である。
【管理】・木の太さの割にはよく繁るので、樹形を整えるように、勢定を行う。
           ・病虫害はほとんどなく管理は楽な方である。

出典:「 沖縄の樹木 」 新里孝和 監修 平良喜代志 著 新星図書出版


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