トップページ > おきなわの木 > > ヤマモモ

ヤマモモ

■種名 ヤマモモ
【和名(学名)】 Myrica rubra S.et Z.

【別名】
【方言名】 ヤンバルムム、ヤマモモ、マチムム、ミジムム、ムム、ムムギ、ヤマム

■属名 ヤマモモ属

■科名 ヤマモモ科 Myricaceae

■分布地 沖縄各島、関東南部以西南~九州、済州島、台湾、中国

■形態・特徴 常緑高木で高さ15mに達する。幹は多数の枝分れをし、樹皮は帯包白色を呈する。雌雄異株、花は1~2月に開花し、果実は3~6がつに成熟する。核果は球形で径1~2cm、多汁質の突起が密生する。

■材質 辺材は褐白色、心材は暗紅色。堅緻であるが脆い。樹皮にタンニンを含む。

■用途 材は薪炭材、下級用材として使われる。樹皮は織物の染料に用いる。果実は生食のほか塩漬け、泡盛に漬け楊梅酒にする。木は防風林、庭園樹、公園樹に適する。

■特記事項 根に根瘤があって空中窒素を固定する。かつては荒廃林地復旧のために植林された。

(出典)
琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です