トップページ > おきなわの木 > > ヤブニッケイ

ヤブニッケイ

■種名 ヤブニッケイ
【和名(学名)】 Cinnamomus japonicum Sirb.

【別名】
【方言名】 シバキ、シバカーシララ、セッケンギ、ウフバーシバキ、ジコーミギー、ジックミ、ツツアギ、ジッザギ、スーマピンガヅギ、シダラギ

■属名

■科名 クスノキ科

■分布地 沖縄各島、本州中部~九州、台湾、中国

■形態・特徴 常緑高木、樹皮は黒褐色。葉は革質、長楕円形~卵状楕円形、長さ8~10cm、3主脈がある。花は3~5月に咲き、黄緑色。果実は広楕円形、1cm位、10~1月に黒熟する。種子は黒色で大豆大。

■材質 辺材と心材の区別は不明瞭で黄白色~淡黄褐色を呈する。材は堅硬で緻密。芳香がある。

■用途 材は建築材、家具材、装飾材、薪炭材等にする。種子は炊いて胡麻の代用となり、また搾油して工芸原料(蝋油、石鹸)。木は防風防潮林、庭園樹、公園樹に適する。

■特記事項 本種とシバニッケイの雑種にシバヤブニッケイがある。

(出典) 図説琉球列島有用樹木誌(天野・澤岻共著)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です