トップページ > おきなわの木 > > モモイロノウゼン

モモイロノウゼン

■種名 モモイロノウゼン
【和名(学名)】 Tabebuia rosea(Bertol.)DC.

【別名】 ピンクテコマ、キダチベニノウゼン
【方言名】 -

■属名 タベブイア属

■科名 ノウゼンカズラ科

■分布地 メキシコ~南米北部

■形態・特徴 落葉高木。成長が早く、樹高は10mに達する。幹は直立し、円錐状の均整のとれた樹形になる。葉は3~5枚の掌状複葉、小葉は長楕円形で前縁、革質、無毛で光沢がある。冬期に落葉することがある。花は桃色でラッパ状で中央部は単黄色を呈する。雄蘂は5本、うち1本は不稔性とされる。春と秋に開花するが4~5月にかけて満開する。

■材質 心材と辺材の境は明瞭。心材は新鮮な時は黄緑色であるが時がたてば緑色を帯びた褐色になる。辺材は黄色を帯びた灰色。気乾比重は0.9~1.2。非常に重硬で加工は難しい。寸度安定性は良。シロアリに対する抵抗性は高い。

■用途 化粧単板、ウッドデッキ、ろくろ細工、器具柄、ステッキ、釣竿
街路樹、薬用

■特記事項 エルサルバドルの国花。

(出典) 西表島の植物誌 http://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/iriomote
沖縄園芸百科(新報出版)
 

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です