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モクマオウ(トキワギョウリュウ)

■種名 モクマオウ
【和名(学名)】 Casuarina stricta Ait.

【別名】 トキワギョリュウ
【方言名】 モクモー、モクマオ、モクウ、ベイマツ、メリケンマツ

■属名 モクマオウ属

■科名 モクマオウ科 Casuarinaceae

■分布地 オーストラリア原産。広く熱帯各地で植栽される。

■形態・特徴 常緑高木。樹幹は通直で高さ20mに達する。樹皮は紅褐色で剥落性。葉は鞘歯状に退化して1節に6~8個ある。小枝は緑色有溝で松の針葉に似て葉の作用を営む。雌雄同株で雄花は枝端に雌花は葉柄につく。球果は指頭大。1果に30粒の種子がある。種子は淡褐色で有翼。

■材質 材は淡黒灰色、乾燥すれば剛硬になり工作不能になる。割裂性および強度大。

■用途 材は薪炭材として優れ、丸太材、垂木、杭木にも用いられる。樹皮から褐色染料が得られ、漁網を染める。木は防風防潮林、風致林、街路樹、生垣、庭園樹に適する。

■特記事項

(出典) 琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)
 

 

 

 

 

 

 

 


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