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ムッチャガラ

■種名
【和名(学名)】 ムッチャガラ
Ilex maximowicziana Loesn.var.mutchagara Hatushima
【別名】 ナガバイヌツゲ、シマイヌツゲ

【方言名】 ムッチャガラ、ジファーギ

■科名 モチノキ科 Aguifoliaceae

■分布地 固有。奄美、徳之島、沖永良部、沖縄、久米島の山地の乾燥地帯に多い。

■形態・特徴 小高木。樹皮は灰黒色、1年生枝葉やや四角形。葉は長さ4~5cm、倒卵状被針形、正面はつやがあり、先は鈍く尖る。葉の上半は鈍い鋸歯がある。花は6~7月に咲き、時は球形、経7~8mm、10~12月に黒く熟する。

■材質 心材、辺材ともに淡黄白色

■用途 材は薪炭以外に利用されない。
木は庭園木によい。

■特記事項 イヌツゲに似るが、ムッチャガラは側脈が目立たないことで区別できる。
また、ナカハラクロキにも似るが、樹皮が黒いことで区別できる。

(出典) 琉球列島有用植物誌

森林総合研究所木材データベース


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