-ホソバデイゴ-
【科名】マメ科
【学名】 Erythrino crista一galli L.
【分布】 原産地=ブラジル南部
【形態】 低木 落葉広葉樹
幹は短い、葉はほぼ卵形漸尖頭の小葉3枚からなる。
葉柄および中肋にも往々にして1-2個のトゲがある。
花は鮮紅色ないし暗桜赤色で、まばらな総状花序につきだ旗弁は花の全開 のときは直立し、翼弁および龍骨 弁の方向に直角をなす。
【用途】公園樹、道路緑化樹(並・路・園)、庭園樹
【挿し木時期】4-6月
【特記事項】 別名の海紅豆とよぶのは誤称で、本来の海紅豆は漠名で、ナンバンアカアズキ(Adenanthera pauonina L.)のことである。
・通常植栽されているのは、本種の変種(cv.Maruba-deiko:マルハデイゴ)である。
【学名の解説】Erythrina:デイゴ属。ギリシャ語の赤色(erythros)に由来し、その花色から名づけられた。 crista一galli:ニワトリの冠の、の意。
出典:「 沖縄の樹木 」 新里孝和 監修 平良喜代志 著 新星図書出版