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ビロウ

■種名 ビロウ
【和名(学名)】 Livistona chinensis R.Br.var.subglobosa Becc.

【別名】
【方言名】 クバ、クバー、クバギー、クファ、コバ、タカクバ、ヂークバ、フバ、フバー、ニヨ

■属名 ビロウ属

■科名 ヤシ科 Palmae

■分布地 沖縄各島、四国・九州西南部、台湾北部

■形態・特徴 高木。幹は単幹で直立、高さ15m、径30~50cmに達する。葉は掌状葉で径1~2m、葉身は中央まで分裂し、裂変は2裂して先端は下垂する。葉柄は長さ1.5~1.8m、基部に逆刺を2列に配列する。両性花。花は緑色で3~6月に咲き臭気を発する。実は楕円形で長さ1.8~2.5cm、9~11月に碧黒色に熟する。

■材質 材は堅緻で黒褐色の縄文を有し美しい。割裂は容易である。

■用途 材は磨丸太、柱、指物、額縁、丸火鉢等に用いる。葉は簑笠、扇子に用いる。

■特記事項

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)


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