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トキワガキ

■種名
【和名(学名)】 トキワガキ
Diospyros morrisiana Hance.
【別名】 タイワンマメガキ、トキワマメガキ

【方言名】 ガーガー、ヤマガーガー

■属名 カキノキ属

■科名 カキノキ科 Symplocaceae

■分布地 静岡県以西、台湾、南中国。奄美、徳之島、沖永良部、沖縄諸島、八重山諸島の山地に普通に見られる。

■形態・特徴 中高木。樹皮は紅色を帯びた黒色。葉は長さ5~12cm、長楕円~卵形で先が細くなる。花は淡黄色で5~6月に咲く。実は球形で径1.5~2cm10~12月に黄色に熟する。

■材質 材質が黒く、床の間などに使われる。

■用途 材は黄色で反り安く、割れやすい。下級用材、薪炭材に用いる。

■特記事項 果実は救荒食料となる。カキの台木として試験の必要がある。
和名は葉が常緑であることから。

(出典) 琉球列島有用植物誌

森林総合研究所木材データベース


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