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タコノキ

■種名 タコノキ
【和名(学名)】 Pandanus boninensis Warb.

【別名】 オガサワラタコノキ
【方言名】 -

■属名 タコノキ属

■科名 タコノキ科

■分布地 小笠原諸島

■形態・特徴 常緑小高木。高さ6~10mになり、分岐して気根を出す。葉は帯状で厚く硬質。長さは1.2m、幅5~10cm、頂部に叢生し、葉縁に鋸歯をもつ。雄花は黄色で小さく、多数集まって総状花序をなす。総状花序は花叢を形成する。 雌花は密集して球状をなし、花序ごとに苞がつく。果実は50~75個ほどの小さい石果からなる集合体で垂れ下がり最初緑色で後に黄赤色となり、完熟するとばらばらになっておちる。雌雄異株。

■材質 不詳

■用途 葉は敷物、帽子、手工芸、装飾品などの材料。木は防風防潮林、公園木、庭園木、街路樹に適する。

■特記事項 タコノキ目の基準種。

(出典) 図説琉球列島有用樹木誌(天野・澤岻共著)
NIOの散歩道365植物図鑑風写真集
(http://nio.sakura.ne.jp/sanpo365/4t/41ta/201800.html)


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