■種名 サザンカ
【和名(学名)】 Camellia sasanqua Thub.
【別名】
【方言名】 アンダカタシ、シルチバキ、ハタシ、クカシ、ハーグァーチバチ、ヤマチバチ、カターシ、シロツバキ、ヤマカタシ、ノガシ
■属名 ツバキ属
■科名 ツバキ科 Theaceae
■分布地 沖縄諸島、八重山諸島、奄美、徳之島、屋久島、九州中南部
■形態・特徴 小高木、樹皮は平滑で灰白色、1年枝はやや細く、有毛。葉は楕円形~長楕円状卵形、長さ4~6cm。花は白色で径6~7cm、10~12月に咲く。実は球形、径1.5~2cm、8~11月に熟し、中に1~3個の黒灰色の種子がある。
■材質 環孔的散孔材。辺材・心材ともに帯褐紅色。材は堅硬、強靱で割裂は困難
■用途 材は棒材、櫛材、器具材、薪炭材に適する。種子から上質の頭髪油が採れる。木は庭園樹・生垣・盆栽に用いられる。
■特記事項
(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)