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サガリバナ

 

 

 

 

 

 

-サガリバナ-
 (方言名:キーフジ(沖縄)、ズルガキ(石垣)、ジュルカキ(西表) )

【科名】サガリバナ科 
【学名】Barringtonia racemosa spreng.
【分布】台湾、南中国、インド、マレーシア、ミクロネシア、ポリネシア
【形態】 小高木 常緑広葉樹
    高さ10m、直径40cmぐらいになる。葉は枝端に束生し、やや無柄、倒卵状長楕円形、長さ10-30cm。頂生または葉腋から出る総状花序は、下垂性で長さ20-60cmに達する。花は白色または淡紅色。花弁は卵状長楕円形-皮針形、長さ2-2.5cm。果実は卵円形一長楕円状円形で長さ5-6cm。
【用途】公園樹、庭園樹、道路緑化樹(園・路)、その他(魚毒用、薬用)
【種の採れる時期】9-10月
【種の採れる最適な時期】10月
【まきつけ時期】9-12月
【学名の解説】Baringtonia:サガリバナ属。イギリスの法律家、植物学者でインズ・バーリントンHon・Daines・Barrington(1727?-1800)に因んで。
racemosa:総状花序をつけた。
〔環境適応性と生育〕・高温・高湿を好むので乾燥には十分注意する。
〔管 理〕・樹形が乱れやすい樹なので秀定はバランスを考えて行うこと。

出典:「 沖縄の樹木 」 新里孝和 監修 平良喜代志 著 新星図書出版


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