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クチナシ

■種名 クチナシ
【和名(学名)】 Gardena jasminoides Ellis f.

【別名】
【方言名】 カジマヤーギ、クチナギ、クチナンギ、ナンヌキ、クツナシ、クウナンギナハ、クチンナーシ、クチヌキ、フチヌギ、マタカカーギ、フツナ

■属名 クチナシ属

■科名 アカネ科 Rubiaceae

■分布地 沖縄各島、静岡県以西、台湾、中国

■形態・特徴 低木または小高木、樹皮は帯緑白色、葉は対生、長楕円状倒被針形、長さ6~15cm。3~7月に高盆状で径6~7cmの白色花が咲き、芳香を発する。実は長楕円形で6本の縦の稜翼があって9~12月に黄赤色に熟する。

■材質 材は帯黄色で固く緻密で弾力性に富み裂けにくい。

■用途 材は鋤、彫刻、木釘、杭木に使用される。熟した実は食品、布地などの黄染料。漢方薬としても知られる。木は庭園樹、生垣に適する。

■特記事項 多くの変種、栽培品種がある。

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 

 

 

 


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