■種名 オキナワシャリンバイ
【和名(学名)】 Rhaphiolepis indica Lindl.
【別名】 モッコクモドキ、ヒイランシャインバイ
【方言名】 テーチ、キカツギー、ツキツギ、テーチギー、トゥカーズ、トゥカチキ、ティカチ、ティグチ、ツケーウス、チグワ、タカチ
■属名 シャリンバイ属
■科名 バラ科 Rosaceae
■分布地 沖縄各島、台湾南部
■形態・特徴 小高木、葉は楕円形~倒卵形まれに楕円状長楕円形、長さ3~8cm、硬い革質。花序・萼片の外側は無毛またはやや無毛。花は白色で3~4月に咲き、実は球形で径1cm位、11~12月に紫黒色に熟する。
■材質 材は帯赤褐色、堅硬で割裂が容易。
■用途 材は薪炭材として優れる。把柄材・器具材に適する。樹皮及び材はタンニンを含み芭蕉布、久米島紬の染料として重要。木は防風防潮林、庭園樹、生垣に適する。
■特記事項
(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)