昨日1/20は大寒だったそうです。「1年で1番寒い日」と言われていますが、そもそも大寒って何?と思い調べてみました。
大寒(だいかん):二十四節気の第24。十二月中(通常旧暦12月内)。
さっぱりわかりませんでした(笑)読み方と寒い日だと覚えておけば問題ないかと思います…
さて、話は全然変わりますが、大寒の頃になると沖縄の桜が咲き始めるといいます。以前に「沖縄の桜はなぜ北から咲いていくの?」という問い合わせがありました。通常桜前線と呼ばれるものは南から北へ、暖かい空気と共に北上します。それが春の到来を告げるのですが、沖縄の寒緋桜の桜前線は北から南へ南下します。
これには桜の花が開花するメカニズムが関係します。桜は開花の引き金になる条件として「一定期間以上の低温環境」が必要になります。農業などでは作物の種子の発芽を促すために冷蔵庫で保存するような場合がありますよね。桜の場合は花の開花トリガーがそれにあたります。
沖縄は冬でも割と暖かいので、強い寒気が入ってこないとこの引き金がうまく作動しません。ご存じの通り、寒気は北から入ってきますので、北から開花が始まる、となるわけです。本土の場合は元々開花に必要な低温期間が冬にあたるので、暖かい春の風がそのまま開花のトリガーになるわけですね。
しかしまぁ、割と暖かいと書きましたが、住む人にとってはここ数日の冷え込みは他人事じゃあありません。皆様お風邪などお召しになりませんように。