八重瀬町のショップ、アトリエで屋久杉、リュウキュウマツを使ったジュエリーや小物、家具を製作しているGRAIN代表 小橋川氏にインタビューしてきました。
○どんな幼少時代を過ごしましたか?
よくアイスクリームの棒みたいなもので五重塔を作っていました。その頃から手作りするのが好きでしたね。
○木工作家になるキッカケは?
最初、図面を引きたくて建築科に進みました。2年生くらいの時に手書きから、CADに変わって面白くなくなって、内装関係のインテリアコーディーネーターになろうかと思って、内装見ていたら家具と出会って、家具作りしたいと思って、家具の方に就職しました。
○家具の工房ですか?
屋久杉の専門店、屋久杉の伝統工芸店みたいな所でした。
そこで、屋久杉を使ったテーブル、タンス、仏壇などの家具作りを学びました。
○沖縄で工房を立ち上げたきっかけは?
元々、沖縄に帰ってくるつもりでした。機械が先に手に入ったので機械だけ沖縄に送って立ち上げの準備をしました。
○ジュエリーなどの小物作りは独学ですか?
ジュエリーは、前の勤め先で値段の高い屋久杉を安く出来ないかな~と思ったのと、年輪がものすごく綺麗だったので、作ってみようと思いました。シルバーも好きだったので、シルバーと組み合わせて、仕事の合間に個人で作っていました。
沖縄に帰ることを決めて、ジュエリーを単独でやろうと思いました。小さいモノはほぼ独学です。
沖縄に来たからには県産材を使いたいと思って、名刺入れとか写真入れとか小さいモノに取り入れています。
○作品全体の中で県産材とそれ以外の割合は?
家具はほとんど県産材で、7割くらいです。後の残りはお客さんとのオーダーの金額の調整で杉材を使ったりしています。
ジュエリーはほとんど屋久杉で、1割はリュウキュウマツを使っています。相思樹(ソウシジュ)も名前が良いのでブライダルに使えるな~と思っているところです。
○県産材は主な樹種はなんですか?
ほとんどリュウキュウマツです。それから、クスノキ、センダンですね。
無機質なシルバーに樹木を組み合わせて、暖かみのある作品を製作している小橋川氏。
後編では、作品に対する思いをお届けします。
GRAIN
ブログ http://grain.ti-da.net/
HP http://www.ryukyu-grain.jp/
web shop http://www.grain-shop.com/
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径(cm) | 幅(cm) | ||
厚み(cm) | 長さ(cm) | ||
乾燥(含水率) | 量(m3/枚/本) |
どれも素敵な品物ですね。屋久杉はとても貴重で沖縄にある木も大切な資源ですね
木には温かみがあります よい家庭でご家族と暮らしているのでしょう 羨ましいです