■種名 フヨウ
【和名(学名)】 Hibisucus mutabilis L.
【別名】
【方言名】 ウーユーナー、フユー、カジヤギ、カジ、キブシキ、ダマドニンバ、ターフ、ヌーユーナー、フージカジ、ヤマユーナ、プヨーミヂューナ
■属名 フヨウ属
■科名 アオイ科 Malvaceae
■分布地 沖縄各島、奄美諸島、九州南部、台湾、中国
■形態・特徴 低木、葉は広卵形~卵状円形、5浅裂または5角形、長さ7~20cm、心脚、星毛を密布する。花冠は径10~12cm、白色・淡紅白色、9~12月に咲き、実は球形、径2.5cm、12~3月に結実する。
■材質 材は白色軽軟。
■用途 材は小彫刻、イカ漁の偽餌に用いられ、樹皮は靱皮に富み縄索に利用される。
■特記事項 観賞用として酔芙蓉など数種の品種が導入されている。
(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)