-オオベニゴウカン-
【科名】 マメ科
【学名】 Calliondrainoequilatera Rusby
【沖縄における分布】琉球各島で栽培
【分布】 原産地=ボリビア
【形態】 低木 常緑広葉樹
高さ3m ぐらいになる。枝はよく分枝する。葉は2回羽状複葉で葉柄の先端部で二股に分かれる。羽片は3-7対、多数の小葉からなる。革質、裏面は軟毛を有する。花は緋紅色で丸いブラッシ状の頭状花を開き、多数の長い雄ずいが花被を隠している。朔果は革質、扁平で熱すると裂開し包巻する。
【用途】公園樹、庭園樹、道路緑化樹(路・園)
【挿し木時期】2-4月
【取り木時期】4-6月
【特記事項】他の品種に次のものがある。
C.eriophyllaBenth,ベニゴウカン(紅合歓)、メキシコ原産。
C.hamatOcephalaHasskアカバナブラシマメ、モリシャス島原産。
【環境適応性と生育】・あばれる木なので植栽場所に注意。
【管理】・乱れた枝の切詰めを行う。花後の4-5月頃行うとよい。
出典:「 沖縄の樹木 」 新里孝和 監修 平良喜代志 著 新星図書出版