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リュウキュウハギ

 

 

 

 

 

 

- リュウキュウハギ -
( 方言名:ハギ(沖縄)、ハヂ(沖縄・石垣) )

【科名】 マメ科 Leguminosae
【学名】 Lespedeza liukiuensis Hatusima

【沖縄における分布】 沖縄島で栽培
【分布】 原産地=中国(推定)
生育地=奄美大島、徳之島、
【形態】 落葉低木
高さ1-1.5mとなる。小枝には稜と庄毛がある。托葉は針先形で長さ2mm位。葉柄は長さ通常1cm位。葉は互生、3出複葉0小葉は楕円形、長さ2.5-4cm、先端はへこみ、上面ははじめ伏毛を有するが、後には無毛またはほとんど無毛となり、下面は伏した柔毛を密布し、灰白色。総状花序は長さ5-6cm、小花硬は長さ2mm位。
花は紅紫色。等は中部以上で4裂し長さ4mm、裂片はとがり、長さ2.5mm、幅1.5mm。花冠は1cm位。旗弁は反曲 して先端はつぶれ、長さ5-6mm。豆果はまだ知られていない。
【用途】 庭園樹、公園樹、道路緑化樹(法)漣垣用樹
・特に法面緑化に取り入れたい樹種である。
【挿し木時期】3-6月
【学名の解説】Lespedeza‥ハギ属。フロリダのスペイン知事、レスペデスD・Lespedezに因んで。 liukiuensis:琉球産の、の意。
【環境適応性と生育】
・日当りと排水のよい所を好むが、やせ地や乾燥にも耐える。
・高植えすると生育がよい。
・腐植質に富む、肥沃地を好む。
【管理】病害:うどんこ病、褐斑病、さび病、帯化病
虫害:ヨトウムシ、アブラムシ
・冬期に古枝を地際から切り除くと、株立状のすっきりした樹形に仕上がる。
・ほとんどの施肥は不要だが2~3年に一度有機質の土壌改良剤等をすき込     むとよい。

出典:「 沖縄の樹木 」 新里孝和 監修 平良喜代志 著 新星図書出版


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