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ヤブツバキ

■種名 ヤブツバキ
【和名(学名)】 Camelia japonica L.

【別名】
【方言名】 ヤマチバチ、ハタキ、ハタシギー、ヤマダックァン、スパッキ、アタシ、カタシ、カタシギ、ハタンシ

■属名 ツバキ属

■科名 ツバキ科 Theaceae

■分布地 沖縄各島(大東島を除く)、奄美諸島、本州北部~九州、南朝鮮、台湾

■形態・特徴 小高木。樹皮は灰白色を呈し平滑。葉は卵形~楕円形、長さ5~10cm、革質で葉面に光沢がある。花は赤色、径5cm内外、半開または多少平開、花弁は5~8個、12~3月に咲く。実は円形、径2~5cm、外果皮は木質で厚く、9~11月に熟し、3つに裂開する。

■材質 環孔的散孔材。辺材、心材ともに鮮黄色。材は堅緻で腐朽しにくく切削、加工、割裂は困難。

■用途 材は器具材、彫刻材、旋作材、薪炭材にする。種子は搾って高級な食用油、頭髪油、機械油を得る。

■特記事項 200以上の栽培品種がある。

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 

 

 


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