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シロダモ

■種名
【和名(学名)】 シロダモ
Neolitsea sericea Koidz.
【別名】

【方言名】 ヤマダックァ、ウーシバキ、

■属名 シロダモ属

■科名 クスノキ科 Lauraceae

■分布地 本州中部以西、台湾、中国。各島(大東島除く)の低地、山地に出現する。

■形態・特徴 常緑高木。樹皮は暗黒褐色。葉は長さ8~18cmで長楕円形で先は尖るか少し丸まり、小枝の先端近くに集まる。若葉の裏面に黄褐色の絹状の毛を密につける。花は12~1月に咲く。実は長さ1cm位で楕円状球形。11~12月に赤く熟する。

■材質 辺材、心材ともに白灰色で紅色を帯びる。材は柔らかく、緻密。
散孔材。比重0.6程度

■用途 建築材、器具材、薪炭材にし、枝葉は挿花にする。種子から取れる油はシロアリを防ぐとされる。

■特記事項 雌雄異株
和名は葉の裏が粉白なことによる

(出典) 琉球列島有用植物誌


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