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クロガネモチ

■種名 クロガネモチ
【和名(学名)】 Ilex rotunda Thunb.

【別名】
【方言名】 サアパムッチャガラ、ハハサス、ムツニ、ビキアサテ、アカムチ、ウエクギ、ルスコムチナラビ、アサシムヂ

■属名 モチノキ属

■科名 モチノキ科 Aquifoliaceae

■分布地 沖縄各島(大東島除く)、関東南部~九州、台湾、中国

■形態・特徴 常緑高木、高さ20mに達する。幹は通直性に乏しく多枝性。樹皮は灰白色でまれに緑色、葉は革質、楕円形~広楕円形、長さ5~8cm、全縁、新芽は黒紫色を呈する。花は緑黄色で6月に咲き、実は球形~広楕円形、長さ7~10mmで豊産し、冬に紅熟する。

■材質 散孔材。辺材、心材ともに帯緑白色~黄白色~褐白色。材はやや堅硬・緻密で切削や工作は困難。

■用途 材は薪炭材、器具材。木は庭園樹。

■特記事項 樹皮からトリモチを製する。

(出典) 図説琉球列島有用樹木誌(天野・澤岻共著)


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