トップページ > おきなわの木 > > クスノキ

クスノキ

■種名 クスノキ

【和名(学名)】 Cinnamomum camphora Presl

【別名】
【方言名】 クスヌキ、クスギ、クスヌチ、クス、クスノケ

■属名 クスノキ属

■科名 クスノキ科 Lauraceae

■分布地 関東地方南部~九州、台湾、中国

■形態・特徴 常緑高木で全株芳香がある。葉は卵形~卵状楕円形で急尖頭、全縁。花は4~5月に咲き、黄緑色。果は10~12月に黒熟、球形で大豆大。

■材質 辺材は灰白色~淡黄褐色、心材は黄褐色~紅褐色。材は堅硬で耐朽力が強く芳香がある。割裂が容易で光沢があって美しい。

■用途 材は建築材、器具材、船舶材、彫刻材。木・葉・根からは樟脳・樟脳油が取れ、戦前は盛んに製造された。

■特記事項 沖縄には自生はない。昭和の初め頃まで樟脳原料として造林された。

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です