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エゴノキ

■種名 エゴノキ
【和名(学名)】 Styrax japonicus S.et Z.

【別名】
【方言名】 キチヤマ、シチヤマギー、ヒタマギー、サマギ、サーマギ、シタマギ、シターン、シラマギ、ロッコロギ、シヤマギ

■属名 エゴノキ属

■科名 エゴノキ科 Styraceae

■分布地 沖縄、久米島、大東島、石垣、西表、与那国、奄美、徳之島、北海道~九州、朝鮮、中国、台湾、フィリッピン(パタン列島)

■形態・特徴 落葉中高木、樹皮は黒褐色で平滑、老木になる程黒化し、亀裂を生じる。葉は洋紙質で卵形~卵状長蛇円形、11月頃に萌芽を始める。花は白色で径2.5cm位、11月から3月に咲く。

■材質 散光材。辺材・心材ともに帯黄白色~淡黄褐色、材はやや堅硬で緻密、弾性が強く工作は容易

■用途 漆器の素材、把柄材、ステッキ、薪炭材、小材、大材とも用途が多い。種子は魚毒に使用する。

■特記事項 伐跡地、焼け跡、用墾跡に自制し、肥沃の地であれば成長が早く10~20年で利用可能。

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)

 

 

 

 

 

 

 


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