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オキナワキョウチクトウ(ミフクラギ)

■種名 オキナワキョウチクトウ
【和名(学名)】 Cerbara manghas L.

【別名】 ミフクラギ
【方言名】 ミフクラギ、ミーフクラギ、ミーフックァー、ミフクラ、ミーフクラー、ホーフックァー、マラフクラ、ブガキ、ウニンギ、マラフクラギ

■属名 ミフクラギ属

■科名 キョウチクトウ科 Apocynaceae

■分布地 沖縄各島、台湾、南中国、インド、マレーシア

■形態・特徴 高木、樹皮は黒色、枝は輪生して太い。全株傷をつけると有毒な乳液が出る。葉は線状倒被針形~長楕円状倒被針形、長さ12~25cm、滑沢。花は白色で盆形、径5cm位、5~10月に咲き芳香がある。実は楕円形~卵状長楕円形、10~12月頃に紫紅色に熟する。

■材質 辺材・心材ともに白色。材は軽軟で工作は容易

■用途 材は下駄材、箱材に適する。木は防風・防潮樹。

■特記事項 種子の仁肉は猛毒。メリケン粉に練り込んで殺鼠剤によいとされる。

(出典) 琉球植物誌(初島住彦)
琉球列島有用樹木誌(天野鉄夫)


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